NASの種類と違い

ここではNASの種類について見ていきましょう。

HDDの搭載済み・非搭載の違い

 

NASには、データを保存する場所として基本的にHDD(ハードディスクドライブ)を搭載しますが、そのHDDが最初から搭載されているものと、最初にはHDDが搭載されていないものとに分かれます。

HDD搭載

メリット

  • HDDを取り付ける手間がない
  • 製品totalでの製品保証

デメリット

  • HDD1台の故障でも、全部の修理が必要な場合がある
  • 取り替え用HDDの選択肢が少ない(市販品が推奨されない場合がある)

HDD非搭載

メリット

  • HDDの増設、交換が容易
  • システム的に自由度が高い。

デメリット

  • HDDを取り付ける必要がある
  • NAS本体、HDD個別の保証書の保管が必要となる。
 

主にHDDが最初から搭載されているNASを取り扱っているメーカーはBuffaloやIOデータのような国内メーカーが多く、対してHDD非搭載のNASを扱っているのは、Synologyに代表される海外のNASメーカーが多いです。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、やはり自由度が高いHDD非搭載のNASをオススメします。 HDDの取り付けはしなくてはいけませんが、取り付け自体は普通のドライバー1本でできますし、最近はドライバーも必要ないモデルも登場しています。
HDD非搭載のモデルを購入すれば、最初はHDD1台だけで、後日HDDを買い足したり、容量のアップも簡単にできますよ。

HDDの搭載数の違い

 

NASには、データを保存する場所としてHDDを使用すると、上に書きましたが、そのHDDを何台搭載できるかによって、若干の違いがあります。

特に台数に決まりはないですが、だいたい1台〜12台程度が多いです。

1台

2台

4台

8台

12台

実際にどう変わるか?

単純に搭載数を増やせば増やしただけ、HDDの容量が増えていく設定もできます。
ただ、そうするとせっかくのNASの良さが一つなくなってしまします。NASは自分たちのデータを保存する重要な場所ですので、通常はRAID(レイド)と呼ばれる、HDDの設定を行います。

RAIDとは?
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、または Redundant Arrays of Independent Disks、レイド)は、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用し冗長性を向上させる技術。ディスクアレイの代表的な実装形態で、主に信頼性・可用性の向上を目的として用いられるものである。
(by Wikipedia)

なんだかややこしいこと書いてありますが、ものすごく簡単にいうと
 「複数台のHDDを1台のHDDとして見せて、信頼性を高める技術」 です。
(信頼性? これも簡単にいうと、HDDが壊れた時でも、データが保護されることです。)

このRAIDを利用するためには2台以上のHDDが必要になります。
ちなみにSynologyのNASには、このRAID設定を簡単に行えるSHR(Synology Hybrid RAID)という機能が付いています。

RAIDにもいくつか種類がありますが、それについては別の記事にて解説しますので、ここでは簡単に以下のように覚えといてくだい。
*RAIDの種類によってデータを保護する領域に違いがある為、同じ容量のHDDでもRAIDの種類により容量が変わります。

1台

データ保護:X
データ容量:◎

2台

データ保護:◎
データ容量:X

4台以上

データ保護:◎
データ容量:△

1台の場合はデータの保護は全くされません。2台以上でRAIDの設定をすると、1台HDDが壊れてもデータは保護れされます。
もちろん、HDD搭載容量が多くなると、それだけ初期コストは高くなりますが、基本的にはデータが保護される2台以上搭載可能モデルがオススメです。
Synologyでしたら、最初は1台だけで後日に追加で導入、なんてことも簡単に可能です。

基本性能・付加機能の違い

・基本性能

パソコンと同じ様に、NASにはCPU・メモリが搭載されています。もちろん数値が大きい方が性能はいいですが、それだけ価格は高くなりますし、いくら性能が高くてもその能力を持て余してしまいます。
会社など大人数(20人以上)で同時使用する場合などには、検討しなければいけませんが、個人宅での使用でしたら、それほど気にかける必要はないと思います。

SynologyのサイトにNASセレクターという機能がありますので、こちらで使用する人数や、希望HDD容量を選択すれば、最適なNASを選んでくれます。
 

NASセレクター・・・Synologyサイトに飛びます

・付加機能

これもパソコンと同じ様に、いろいろな付加機能の違いがあります。(USB、無線LAN、カードリーダーなどなど)
あくまでも付加機能ですが、主なものを記載しますので参考にしてみてください。

USB 外付けHDDをつなげたり、プリンタをつなげたり
カードリーダー SDカードから画像を取り込む
無線LAN 無線の親機があれば、ケーブルいらずでネットワークに接続
ワンタッチバックアップボタン あらかじめ設定した場所に、ワンタッチでデータをコピー

*同じUSBやカードリーダーでも機種によって機能が違う場合がありますので、メーカーのweb等で確認してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

売れ筋ランキング

  1. 初期設定 〜DSMのインストール〜

  2. Synology NAS使用開始までのSTEP

  3. HDD取り付け 〜本体ネジ止め編〜

  4. HDD取り付け 〜カートリッジ編〜

  5. Synology NASの商品一覧

  6. 色々なデバイスとリアルタイム同期する Cloud Station

  7. そもそもDSMって何?

  8. NASの種類と違い

  9. NAS(ナス)って何?

ページ上部へ戻る