Time Machineを使用して MacからSynology NASにバックアップする

バックアップ保存先の共有フォルダを作成

コントロールパネルから「共有フォルダ」→「作成」をクリックすると共有フォルダの作成ウィザードが開きます。
名前に、「TimeMachineFolder」などTime Machineのバックアップ先だとわかる名前にしておくと管理しやすいのでオススメです。
今回の説明では「TimeMachineFolder」の名前で進めていきます。もちろん任意の名前をつけることもできます。その他の設定は変更なしで進めていきます。
名前を入力後[次へ]をクリックします。

DSM-共有フォルダの作成ウィザード-基本情報セットアップ

次に、共有フォルダに対して暗号化メニューになります。
今回は暗号化しないので、そのまま[次へ]をクリックします。

DSM-共有フォルダの作成ウィザード-暗号化

共有フォルダの作成ウィザードの確認画面。この内容で問題なければ[適用]をクリックして共有フォルダを作成します。

DSM-共有フォルダの作成ウィザード-設定の確認

新規に作成した共有フォルダ(TimeMachineFolder)に、最初に作成した「mac」ユーザーに対してアクセス権限を付与させるため、
名前:macの読込み/書込みの項目にチェックを入れて[OK]をクリックします。

DSM-共有フォルダのアクセス権限付与

共有フォルダをTime Machineのバックアップ先として設定

コントロールパネルから「ファイルサービス」をクリックします。

DSM-コントロールパネル-ファイルサービス

SMB/AFP/NFSタブがはじめに開くので、その中の項目をSMBにチェックが入っているか確認します。
最新のmacOSに対応していれば標準設定のSMBが採用されています。
「SMBサービスを有効化」にチェックが入っていなければチェックを入れて下さい。

※macOS 10.12 Sierra以降の場合、Time MachineはデフォルトプロトコルとしてAFPではなくSMBを使用します。

DSM-SMBサービスを有効化

次に詳細タブをクリックします。
「SMBからのBonjour Time Machine ブロードキャストを有効化する」にするにチェックを入れ、
Time Machineフォルダの設定から、先ほど作成したフォルダ(TimeMachineFolder)を選択し、[適用]をクリックして有効化します。

SMBからのBonjour Time Machine ブロードキャストを有効化

コントロールパネル側の[適用]をクリックすると以下のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。

SMBからのBonjour Time Machine ブロードキャストを有効化の確認

Mac側でのTime Machine設定

Mac側の画面左上のりんごマークをクリックして、システム環境設定をクリックし、Time Machineを選択します。

Mac側のTimeMachine設定

バックアップを自動作成にチェックを入れるとバックアップディスクの選択メニューが表示されます。
バックアップ保存先の共有フォルダとして作成したTimeMachineFolderを選択し[ディスクを使用]をクリックします。

Mac側のTimeMachine設定-共有フォルダの選択

はじめにSynology NASで作成したユーザー情報(名前(mac),パスワード)を入力して、接続をクリックします。

Mac側のTimeMachine設定-名前とパスワードの入力

これでTime Machineのバックアップ設定が完了です!

Time Machineのバックアップ設定完了画面

あとは、勝手に同一ネットワークに入った時に勝手にバックアップしてくれるようになるため安心です。
最初のバックアップには時間がかかります、余裕がある時におこないましょう。

これで、今まで有線HDDでバックアップを取っていたユーザーはいちいちケーブルを差し込む面倒がなくなります。
「バックアップを自動作成」にチェックを入れておくだけで、同一ネットワークに入れば自動でバックアップしてくれます。
もしもの時の為にバックアップはとても大切なことです。
最初の一回だけ設定しておくだけで後は放っておくだけでいいので、
MacユーザーでSynology NASをお持ちの方は早めに設定することをオススメします。

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