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DS218jとAPC製UPS BR550S-JPを接続する
- 2018/12/26
- Synology NASの使い方, 基本
- DiskStation, UPS(無停電電源装置)
DS218jのUPS連動設定
DS218jは、標準機能でAPC製UPS RS 550(BR550S-JP)と連動設定することができます。
UPSは一定時間商用電源のバックアップをおこないますが、保持しているバッテリー容量を使い果たすと電源が止まってしまいます。
そのため、UPSから電源異常信号を受け取って、DS218jを安全にシャットダウンすることが必要です。
UPS連動機能を持ったDS218jとAPC RS 550を専用USBケーブルと接続することで、UPSが停電を検知した後にDS218jを安全にシャットダウンすることができます。DS218jは、UPS管理ソフトウェアをインストールすることなく、シャットダウン設定ができるのでとても便利です。
接続順序
- USPのバッテリーを接続する
- UPSの電源ケーブルをコンセントに接続する
- DS218jの電源ケーブルをAPC RS 550に接続する
- DS218jとAPC RS 550を専用USBケーブルで接続する(※DS218j側のUSBポートを1つふさぎます)
- APC RS 550の電源をオンにしたあと、DS218jの電源をオンにする
- DSMにログインして、DiskStationとAPC製UPS(無停電電源装置)の設定する
APC RS 550接続説明
APC RS 550の背面接続部分の説明です。左側に3つ並ぶ接続口は「バックアップコンセント」で、ここにコンセントを差しておくと、電圧低下やサージなどの電源トラブル時にUPSの内蔵バッテリーがバックアップしてくれます。ここにはパソコンやルーター、ゲーム機、NASなどを接続することをおすすめします。右側に並ぶ3つのコンセントは「サージ保護のみコンセント」で、サージによる過電圧から機器を守ってくれます。液晶ディスプレイやプリンタといったパソコン周辺機器などを差しておくのが一般的です。左上の端子2つは「回線サージ保護ポート」で電話やネットワーク回線経由で侵入するサージから機器を保護します。インとアウトで1系統になります。右上「インターフェイスポート」は電源管理したいNASとつなぐための専用端子になります。
設BR550-JPの簡易カタログスペック
あらゆる電子機器に最適な正弦波出力UPS
- ラインインタラクティブ方式、出力容量550VA/330Wの無停電電源装置
- ギガビットネットワークサージ保護付き、ネットワーク回線からのサージ保護に対応
- 6個(3個(バックアップ+サージ保護)+3個(サージ保護))
- 寸法:W91 × D310 × H190mm /重量:約7.0kg
- 付属品:UPS本体、専用USBケーブル、入力プラグ変換アダプター、ユーザーズマニュアルおよびCD-ROM、保証登録案内シート
- 本体3年保証&バッテリー3年無償保証。(バッテリー無償保証には、ご購入後1ヵ月以内のユーザー登録が必要です。)
NASからUPSの状況も確認できます。
コントロールパネル>ハードウェアと電源>UPSタブ>デバイス情報ボタンをクリックすると「情報の取得」ウィンドウが表示され確認できます。
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